独り言

本当に独り言です

苦悩の巻

悩み続けることは、苦痛だ。

 

それはひとつに答えが出ないことへの不安が原因にある。

しかし、それよりも苦痛なのは、悩んでいる間は何もしていないと思われることである。

 

こちらだって真剣に悩んでいるし、その解決に向けて全力で努力はしている。

ただ、たとえそうであったとしても、悩んでいる間に進捗がある訳ではない。悩んでいる間に生まれたものは、YouTubeの閲覧履歴くらいしかない。

 

傍から見れば、ただYouTubeを見て暇を潰しているだけに見えるかもしれない。

ただ、私だって闇雲にYouTubeを見ている訳じゃない。それだけは、わかってほしい。

 

ということで、今日は個人の旅vlogキングオブコメディのコントをずっと見ていました。

面白かったです(小並感)。

そういや最近小並感使ってる人全然見ないんだけど、もしかしてもう死語なの?

 

今日の1曲

TAIKING「VOICE」Music Video - YouTube

リピートの巻

イデアの在庫が切れているから、何を考えるのも上手くいかない。

 

それをごまかすためにふらっと散歩に行ったところで、何か成果が得られるわけでもなく、ただぼーっとして秋風が気持ちいなぁと思うくらいである。なんて無責任な。

 

知らぬ間に虫に刺された足をぽりぽりと掻きながら、パソコンの画面に向かう日々。

YouTubeでラランドの漫才を見たり、しずるのコントを見たりしている間に、どんどんと日が傾いていく。

 

15時半の夕暮れが16時半みたいな顔してやってくるから、その度に焦って時計を確認している。

なんだ15時半かと思って1時間得した気分になっていると、気づいた時には2時間をドブに捨てていたりする。愚かな。

 

改めてWordを開くのはいいが、あれは違うこれは違うと同じところを行ったり来たり。

その揺れが段々縦揺れになってこっくりこっくりいい始めると、気づけば19時夕飯時。

 

腹が減っては戦ができぬ、腹が満ちては仕事ができぬ。しょうがないからSNSをぐるぐるぐるぐるぐーるぐる。

風呂に入って夜風を浴びれば畜生全く手も足も出ず、そのまま布団に入ってごろごろ。本やラジオを肴にすれば、あっという間に朝日がぷかり。

 

こんなことを、かれこれ1週間は繰り返している。

なんてこった。

 

今日の1曲

Men I Trust - Numb - YouTube

履修登録の巻

履修登録が不安でたまらない。

 

あと1週間で秋学期が始まる。そしてその前に大切なのは、履修登録をすることである。何事にもまずこれをしなければ、学費を払っていても授業を受けることができない。

ただ、私も大学4年になる。そんなことは十分理解しているつもりだ。今まで履修登録を怠ったことは一度もないし、単位だってこれまでほぼ全て獲得している。

 

そんな私がなぜ履修登録に不安を覚えているのか。

今期の履修登録をしないからである。

 

これまで順調に単位を取り続けてきた結果、単位取得表の見方を間違えていない限り、私は4年後期が始まるのを前に、卒業に必要な単位数を取りきってしまったのだ。

つまり、私は今後一切授業を取らなくても卒業ができるはずなのである。

 

しかし、もし単位取得表の見方を間違えていたら?何かの見落としがあって単位が足りていなかったら?その時私の卒業の権利は剥奪される。

永遠に大学生でありたいという気持ちはあるにせよ、さすがにこんなことで卒業が取り消されるのは困る。そんな凡ミスでもう半年学費を払うのは嫌だ。

 

そんな不安からか、何か授業を取っておいた方がいいのではないか?という疑念が沸き起こっている。そもそも単位数的には、在学中にあと20単位ぐらいは取得できることになっている。後期に全く授業を取らないで卒業するのは損なのではないか、という思いもある。

ただ、後期は卒論もある。余計な授業を取って卒論に支障をきたすよりは、ちゃんと卒論に集中した方がいいに決まっている。そうすると、やっぱり授業を取らない方がいいのかもしれない。

 

そんなことを考えている間に、着々と履修登録期間が迫ってきている。

一体、私はどうすればいいんだ?

 

今日の1曲

Ginger Root - "Juban District" (Official Music Video) - YouTube

エラーコードの巻

髪を切った。

このことは今から書く内容には1ミリも関係ないが、こういうことを書いておくと、見返した時に最後に髪を切った時期が思い出せるので、自分のために書いておく。圧倒的利己的文章。

 

話は変わり、昨日の続き。なぜ私は初対面の人と会うのが苦手なのか、である。

原因を考えるに先立って、自身の過去の初対面の人エピソードを思い出せる限り書いてみよう。

 

例えば新歓。新歓の時は、色々な人に声をかけられるのが怖くて、ひたすらにキャンパスを早足で歩いていた。これは、キャンパスを早足で歩くような人は即ちキャンパス内を熟知している人であり、よって新入生ではないと判断されるという、限りなくそれっぽい理論に基づいての行動であった(提唱者は私)(それでも声をかけてくる猛者はいる)。結局、新歓は元々入りたいと思っていたサークル以外回らず(それもほとんど最低限の会話しかしていない)、それ以外はひたすら高速でキャンパス内を駆け巡るか、人気のない場所を探してコソコソ怯えているかであった。

例えば文化祭。文化祭といえば、大抵客の呼び込みという作業がある。私は初対面の人に話しかけたくなかったので、ひたすらにプラカードを掲げ、“その他大勢”、あるいは“無”に向かって大きな声で呼び込みをしていた。これによって集客率が上がったのかどうかは定かでない。

例えば最初の授業。高校までは出席番号で席が決まっているためできなかったが、大学の初めて入る教室(特に小さな教室の場合)では、基本的に前の方に座るようにしていた。これは、後ろの方に座るより前に座った方が、小さい声でも先生に聞こえるからである。何か困っても、先生に聞けばどうにかなるし、後ろの方で先生の指示を聞き漏らして、近くの人に尋ねなければならなくなることもない。あと、黒板の字が見えなくて困ることもなく、先生からは積極的な奴だと思われる。一石二鳥どころか一石四鳥である。

 

こうやって考えると、初対面の人と話すのが苦手な要因がなんとなくわかってくる。

まず1つ目、それは返事があるかわからないのが怖いということだ。せっかく勇気をもって話しかけても、相手は返してくれないかもしれない。返してくれたとしても、ひどく嫌がられたり拒絶されたりするかもしれない。そこまでいかなくても、気まずくなることはある。そうなったらどうすればいいかわからない。その恐怖が初対面の人との会話を難しくしている。

そして2つ目。話すことがない。自分からできる話がない。これは本当にそう。共通点が見つかる気がしない。互いに素。というか私がそもそも普段人に話そうと思っていることがなさすぎる。自分の中の話は、基本的にリアクションを前提としていないのかもしれない。かといってリアルの会話中にリアクションがないとそれもそれで辛い。

さらに3つ目。これは2つ目とも関わってくるが、自分と相手の温度感がわからない。自分がめちゃめちゃ熱く語っても、相手がその温度感についてこれるのかはわからない。逆に、相手の高い温度感に自分がついていけない時もある。むしろそっちの方が多い。こういう時ってどうすればいいの?

 

色々考えてきたが、私が初めて行く場所や初対面の人が苦手なのは、単に予想外の行動をされた時にバグって詰むからなのかもしれない。社会生活でエラーコードを入力されることが多すぎるのである。

 

それで、思ったけど、これって結局どうやったら克服できるんですか?

 

今日の1曲

ichikoro - SAMURAI (Official Music Video) - YouTube

苦手の巻

この前ふと考えたこと。

どうして私は初めて会う人、初めて行く場所が苦手なのか。何がそれらを苦手にさせているのか。

 

何となく苦手だとは思っていたが、その原因は考えたことがなかった。

なぜなら、それらはだいたい「人見知りだから」という性格的な面で言い訳することが可能だったからである。

ただ、性格的に厳しいものはどうにもならないかもしれないが、他に要因があるならば、意識することで改善できる可能性もある。

せっかくだから、少し考えてみる。

 

まず、場所について。

私は基本、一度行ったことのあるお店にしか行かない。系列店であることが明確であれば、初めて行く店舗でも入れるが、少なくとも1人で全く知らない店に入ることはない。セルフ一見さんお断りである。

 

居酒屋は基本鳥貴族しか行かない。他の人に誘われた時は別だが、自分から行こうと言う時はほぼ100%鳥貴族になる。

床屋も普段行っている店にしか行かない。これは店や店員にこだわりがある訳ではなく、単に他のところに行く心理的ハードルが高すぎて、同じ店にしか行けないのである。

買い物をする目的で初めての商業施設に行くことはあるが、街ブラみたいなノリで商業施設に行くことはほとんどない。そういう場所は、大抵店内の雰囲気にのまれるか、何かを買わなきゃという罪悪感に苛まれるか、万引き犯だと思われないように気をつけることで精一杯になるので、行かない。

1人で旅行をすることは全くない。それは単に金がかかるからという理由もあるが、一番は旅館の予約が面倒だからである。予約サイトのシステムもよく分からないし、その旅館が本当にいい旅館なのかも分からない。結局いくらかかるのかもイマイチ分からないし、色々なものがわからない。結局全部面倒くさくなって諦めることになるのだ。

あと、たまにしか行かない市役所とか郵便局とかも苦手だ。屋内のスペースに余裕がない上に、文字がたくさんあって初見殺しすぎる(実際には初見ではなくても)。それに、窓口が多すぎるが故に、自分の目的を果たせるのがどの窓口か分からないで詰むし、かといって解説してくれる紙がある訳でもない。あったとしても見つからない。職員はカウンターの向こうにしかいないし、整理券がいるのかいらないのかも分からない。怖い。無理。退店。

 

こうやって書いてみると、私は初見の場所を全て蟻地獄かなにかだと思っているような気がする。

基本的に入ってみないと分からないことが多すぎる。なんなら入ってもわからないことだってある。それが良くないのだ。

例えば、ここは支払いは先払いなのか後払いなのか。居酒屋であればチャージはあるのか。自分はどこに並べばいいのか。整理券は必要なのか。どういうシステムでお店が回っているのか。どういう立ち回りをすればお互い楽なのか。そういったことが、全部入ってみないとわからない。これが非常によろしくない。

この前、オードリーのオールナイトニッポンで、若林さんがコンビニでアイスコーヒーの買い方が分からず店員に注意されるという話をしていたが、そういう初見殺しが多いのが、初めて行く場所なのである。

そんな初見殺しばかりの場所で、狭い屋内に入ってから呆然と立ち尽くしていたら、周りには変なやつに見られるし、店側にとっても邪魔でしかない。なにより自分が恥ずかしくなる。そんな思いをするくらいなら、いっそ行くことをやめてしまえという判断になって、今に至る。

 

ここまで来ると、私ができる対策は、1人で初めて行く店に行かないことか、インターネットで最大限予習をすることくらいしかない。

お店のシステムや入店から退店までのプロセスを、事前に外に貼り出してくれるお店はないものだろうか。それともみんなが当たり前にできることにビビり散らかしている私が悪いのだろうか。

 

だいぶ長くなってしまったので、初対面の人が苦手な要因はまた今度考えることにする。

 

今日の1曲

Ginger Root - "City Slicker" (Official Music Video) - YouTube

眠れないの巻

何か理由があった訳でもないのに、徹夜をしてしまった。

 

習いごとから帰ってきたのが23時30分。

それから昨日のブログを書いて、習いごとの片付けが終わったのが2時。

風呂に入って寝る準備を整えたのが3時。

そこからルーティン化しているYouTubeの周回を済ませて4時。

 

いつもならここで眠くなって自然に寝ているはずなのに、今日は全然眠くならない。

前日の起床時間も就寝時間もいつも通り。何も変わったことはない。

それでもなぜか眠れない。

 

ラジオでも聞き流していれば寝落ちできるだろうと思って、ラジオをつけて寝たのに、天井を眺めているうちに2時間が経過して番組も終わってしまった。

時刻は朝6時。何もしていないのに腹は減る。

空は白み、鳥の声が聞こえてくる。こうして何もしていないのに、時間だけは過ぎている。

 

どうしてこんなことになってしまったのか、わからないまま目を閉じた。

次の瞬間、時刻は12時を回っていた。

 

今日の1曲

Creepy Nuts / のびしろ【MV】 - YouTube

どんぐりの巻

家の前でどんぐりを拾ったので、散歩に連れていくことにした。

 

家の前にぽつんとひとり。

細くて長いどんぐりを拾って右手で握りしめる。

 

小さな誘拐事件。

 

近くの小川に沿って歩く。

川を見るのは初めてかと問えば、初めてだと言うので、少しばかり川を見せることにする。

せっかくなので水もかけてやったら、如実に嫌な顔をしていた。これは失敬。

 

橋を渡ろうとしたところ、ちょうど橋の真ん中で2人目に出会った。

こいつは太っていて小さい。そしてひとり。

これも何かの縁ということで、そいつを今度は左手に包む。

 

しばらく歩くと、ひまわり畑に到着。

みんな既に元気はないが、それでも背は175cmくらいある。

私もすっかりひまわりに埋もれ、辺り一面ひまわりの茎ばかり。

役目を終えた彼らの姿に、少し尊敬の念を覚える。

手の中の2人は、完全にビビり散らかしていたので、そっと隠して先に進む。

 

ずっと行った先に、海の見えるベンチがある。

ここが今日のゴール。

2人との旅もこれでおしまい。

せっかくだから海も見せてやろうと、ベンチの上に2人を座らせる。

青い海と空にご満悦の2人。

それを尻目に、私は家路を戻る。

 

帰り道、手のひらに染みついた2人の感触を、何度も何度も思い返した。

 

今日の1曲

TENDRE / ENDLESS feat. SIRUP (AUDIO) - YouTube