選挙の巻
授業が始まって早1週間が経ち、毎日眠気がとどまるところを知らない。
眠気の原因はどう考えても、毎日夜中1時頃に帰宅し3時くらいまで起きている自分にあるのだが、遅くとも7時半には起きないと次の日の授業に間に合わないので、平均睡眠時間は4時間を切っている。よくこんなリズムで生活が続くものである。
僕が2年になると同時に時間割を変更し、初っ端から一部のネットニュースを賑わした弊学であるが、僕はあいにくモノレールを使わずに通学しているので、その混雑具合を計り知ることはできない。ただ、どう足掻いても1限に間に合うことは不可能に近いし、実際僕は1限に行きたくなさすぎて1限の授業をほぼ全く取らなかった。よく1年の頃の僕は週4で1限に出ることができたな。偉いぞ、1年前の僕。
統一地方選の流れ弾をくらい、地元でも選挙活動が本格化しているが、本当に地元住民のことを考えているならば、朝早くと夜遅くの住宅街での選挙活動はやめた方がいいと思うのは僕だけだろうか。自ら地域行政に関わってやろうなんていう野心を持ったやつの当選したいというエゴを計り知ることは、早朝のモノレールの混雑具合を計り知ることより容易であるが、頼むからそのエゴを早朝の住宅街で発揮しないでくれ。ただでさえ辛い朝をさらに辛くすることが選挙活動ではないだろ。
地元の議会選挙の告示から4日。投票日は今週末だが、その日は所属サークルの番組発表会があるため多分投票に行けない。本来なら期日前投票に行くべきなのだろうが、数多くの候補者の中からイチオシの候補者を見つけ出すのに、1週間という期間はあまりにも短すぎる。選挙権が与えられた18歳の頃は選挙に行くことが大事だと教わったが、何も考えずに投票に行くことは「選挙に行くこと」になるのだろうか。少なくとも現段階では、うるさい政治家に票は入れたくないというとても子供じみた理由でしか投票に行くことができない。政治に参加するのも一苦労だ。
弊学の裏山にはさまざまな野鳥が生息しているらしく、最近はうぐいすが元気にさえずっている。
木々の中に響きわたるその綺麗な歌声は、都会のうぐいすとはひと味もふた味も違う、格別なものである。
彼らはなんと歌っているのだろう。
その歌の意味を知りたいと思いつつも、「消費増税、反対!」などと歌われては困るので、知らない方がいいのかもしれない。
世の中には知らない方がいいことの方が多いのだ。