外国人店員の巻
外国人店員ってすごいよなってめちゃめちゃ思ってる。
最近地元のコンビニが夜になると外国人店員2人とかで切り盛りしててほんと尊敬する。
母国から日本にやってきてちょっとずつ頑張って日本語覚えて勉強までして挙句の果てに日本の資本主義の闇に飲み込まれてコンビニ店員やってるなんて、どこからそんな活力が出てくるのかわからないし普通に外国で働こうと思える精神力がすごい。
いやこれは僕が単純に外国に興味がないからなのかもしれないけど。
海外旅行に行くくらいなら国内の行ったことない地域に行った方が数倍楽しいと思っているような人間なので、外国で働いている日本人も凄いし、日本で働いている外国人も凄いと思う。
さらに言えば、日本で特になにもせずぬくぬく暮らしている僕のような人間は余程裕福なんだろうなと感じざるを得ない。
そこまでして生きようとする活力が僕に備わっているのだろうかと、働く姿を見てふと考えさせられる。
最近店員さんとかにブチ切れたりする人がいるってのが単純に信じられないし、逆にどうしてそこまでブチ切れられるのか気になる。
そういう風に怒れる人もきっとすごい裕福で(これは金銭的な面での裕福だけではなく精神的な面での裕福さも意味する)、余裕があるんだろうなぁと思う。
僕は口元がおぼつかない水風船みたいなもので、少し衝撃を与えるとすぐに水が吹き出して萎んでしまうし、人を傷つけるためには自分が身をもって傷つかないといけないので、そんなことができるとは到底思えない。
いや別にそんなことなんかしたくもないし、できたところでなにもいいことがない。
それならできなくても十分だろう。
なんか個人がネットという手段を用いて社会に容易に接続できるようになったから我慢ができないバカが増えたのか、もともといた我慢ができないバカがネットを得たことで見つかりやすくなったのかどっちなのかはわからないけど、変に他人に不寛容な時代になってしまったような気がする。
寛容であれと言うならば不寛容にも寛容になれってどこかで聞いたことがあるけど、それって結局どっちが正しいんだっけか。
から揚げを買おうと思ってたら、店員さんが間違えて別の揚げ物をレジ打ちしちゃって、それに気づいてたけど訂正せずにお金を払ってから揚げを手に入れてしまった。
その差額があの店員さんの成長に繋がるといいな。
深夜のから揚げは罪の味がする。