比較の巻
速いって何?????
いやこれは今日受けた授業の期末試験の問題に対するクレームというか難癖なんだけども。
問題用紙回収されちゃったからちゃんとした文章は覚えてないんだけど、
確か「流行が広がり方は速い」みたいな文章だった気がするんだわ。
いやちょっと待てと。
速いってなんぞや?????
いや前後の脈略一切なしに「速い」とか言われてもわからないわけですよ。え?
だって「速い」って比較じゃん?
比較してみないと「速い」って言えないと思うんだけど、
ただの用語説明みたいなノリでいきなり「速い」なんて言われても、
何と比較して「速い」のかわかんないと「速い」って言いきれないじゃん。
例えばここに時速60kmで走っている車が1台あったとしよう。
僕らはそれを見て「速いね」って言うけど、
この時の「速い」は「(想像より)速い」だったり「(僕らの歩くスピードより)速い」という文脈で使われている「速い」だと思うんだわ。
だってもしそこに時速100kmで走る車がめちゃめちゃいる中で時速60kmで走っている車見て、
「速いね」なんて言わないでしょ?
気づかないうちにそういう時は勝手に脳内で別の何かとそれを比較してるの。
それをいきなり「流行の広がり方は速い」って言われても、
いや何と比べて速いんやと、
そういうことですよ。
先生的には授業中にした説明通りにマルバツ判定してくれればよかったんでしょうけど、
授業中は他の条件の時と比べて「速い」ってちゃんと比較してたじゃん!!!
なして授業中のノリと同じ感覚で一部だけ抜粋して「速い」とかぬかしてんの???
何と比べて速いかちゃんと明記してくれないと判断出来ないってば。
「多い」とかもそうだよね。
「(想像より)多い」って使い方が一番よくされるじゃん。
我々普段は無意識で使ってるかもしれないけど、
こういう時って実は比較してるわけよ。
まぁ「多い」の場合には単純に「たくさん」のニュアンスで使う時もあるから一概には言えないと思うけどね。
というわけで僕は今大変立腹しております。
テストの出来は多分悪くないので単位は来ると思うけど、
そういう中途半端なことしてくるのは、
問題解いてる身としてはあまり好ましいことじゃないなぁと思ったので、
少しだけここでぶちまけました。
明日からもテスト頑張らなくちゃ。
では。