天気の巻
天気の子を見た。
モラトリアムの自我の葛藤を表現することに理解はできるが、
私はどうも新海監督のその表現があまり好きではないようである。
なんというか、
眩しすぎるというか、
単純というか。
今の世界をどこか妬んでいるような気配だけ出していて、
根本のところでは純粋な生き方をしているみたいな感じがどうも抜けない。
捻くれ者の真似をしているだけで、
捻くれ者の振りをして生きることで、
自分はなんだかんだまともなのだと、
自分は結局そっち側の人間ではないと、
そう思っていたい気がしているように見えて、
あまり共感できないのだ。
これはあくまでの私の主観なので、
当の本人がどうなのかは知らない。
今日は時間が遅いので、
覚えていたら続きはまた今度話そう。
では。