独り言

本当に独り言です

下ネタの巻

今日は下ネタ記念日らしいので(?)、

普段は毛嫌いしているそういうものを、

少しばかりしてみむとてするなり。

 

私がなんで普段下ネタを毛嫌いしているかというと、

ものの程度にはよるけど、

大方の下ネタが“動物的”すぎるんだよな。

 

人間の最大の成功って、

他の動物とは違って知性があることだと思ってるんだけど、

元々持っていた、

動物的な欲求や本能に従った行動だけじゃなくて、

知性の獲得によって、

本来動物としての本能に値しない行動もできるようになったことって、

圧倒的に人間を人間たらしめていると感じるんだわ。

 

ただそこで、

下ネタっていう存在は、

人間の生活において、

最も動物的な本能である、

生殖活動に関わってくるんだよな。

 

別に知的だったり比喩的だったりするタイプの下ネタには、

人間的な知性が備わっているし、

そういうものに関しては、

コンテンツとして笑いに消化できるけど、

もっと直接的なことを平気で言う人間もいるわけで、

そういう人には、

軽蔑というか、

二の句が継げない。

 

私の中で、

そういった人間の動物的な要素っていうのは、

どこかフィクションだと信じていたい部分が多分あって、

ある意味それは、

私にとってタブーなんだろうけど、

そうした活動の成れの果てに、

自分という存在が生まれているのも事実だし、

人間も所詮動物ではあるので、

そういう要素を受け入れなければいけないこともわかっている。

 

だからといって、

そういった部分を公に晒して、

人間は動物であるという暗黙の了解を、

わざわざ露呈させなくてもいいのではないかと、

ずっと思っているし、

そういうことをする人を、

浅はかだとも思っている。

 

知性の獲得によって、

欲求が深まった部分もあるけれど、

知性は理性を生むことで、

その欲求を抑制することも可能にしたはずである。

 

内で何をしてるかは、

私の知るところではないし、

結局は生理現象なので、

勝手にしてくれって感じだ。

だけど、

せめて外では、

もう少し理性を保ってくれても、

いいのではないかなぁ。