夢の巻

先日授業で、

「夢は叶う道筋が見えなかったら、その瞬間ただの幻になるんだよ」と言われた。

なるほど、

そうだったのか。

夢というのは、

叶うものというより、

むしろ叶えるものなのだなぁと、

夢がある人は、

そういう考え方をしているんだと、

そう思った。

そしてまたこうも思った。

私に夢はあるのかと。

考えれば考えるほど、

自分には夢がない気がしてくる。

夢…

夢ってなんだろう…

私の周りには幻しかない。

というか、

夢を全部幻にしてしまっているのかもしれない。

夢を見るのが怖い。

夢を見て足元を掬われるのが怖い。

夢に溺れて息が詰まるくらいなら、

現実という地獄に住み着く方がまだマシな気もする。

ただそう思う自分とは裏腹に、

夢を見たいと思っている自分もいる。

なんて面倒くさいんだ。

どちらかにハッキリしてくれ。

夢を見ることが、

幻であってはいけないんだ。

なんか今日は浅いことしか考えられないな。

明日のために今日は休もう。