独り言

本当に独り言です

居場所の巻

11月の太陽は、

病み上がりの私には眩しすぎて、

空を見上げると、

痛々しいくらいの日差しが私を刺して、

それが少し辛かった。

 

学園祭があった。

11月1日から4日間。

準備日を合わせると計5日間、

学園祭に費やしてきたことになる。

 

自分のせいで、

自分の居場所を見失ってしまった。

去年の私はまだ1年生で、

何も知らないし、

何も知らなかったからこそ、

何かをしなきゃという焦りがあったし、

結果的にはそのおかげで自分の居場所を見出していた気がする。

 

だけど、

2年目の私は、

“頑張らない”ことを覚えてしまったし、

私が頑張らなくても、

一個下の1年生が頑張ってくれるだろうって甘えがどこかにあったし、

その結果、

自分で自分の居場所を潰してしまった。

 

サークルの活動なんて自由参加だし、

ボランティアみたいなものだからって言うのはわかるけど、

結局私は誰かに必要とされていたいし、

誰かに必要とされるには働かなきゃいけないと思っているし、

それがなくなった時に、

自分がどうやって動けばいいのかを知らない、

ただの指示待ち人間でしかなかった。

 

だから、

自分から動かなきゃいけなかったのに、

去年はいないと思っていた自分の“代わり”がそこにいて、

自分の“代わり”に自分の居場所を取られていた。

それじゃあ元も子もないよな。

 

ただ働くことなんて誰にでもできるのに。

ちょっと何かができるからって、

別にそれは他の人もできることだし、

私は私が生きていくために、

私にしかできない“何か”を探さなきゃいけない。

でも私はそれを見つけられてないし、

今、

自分の居場所を見失っている。

 

こんなんじゃダメだ。

私は私にしかできないことを見つけなきゃいけないし、

そのためには私とちゃんと向き合わなきゃいけない。

 

もっと深い次元で。

もっと強い覚悟で。

 

私は、

私のために、

私の居場所を作らなきゃいけないんだ。