部活の巻
久しぶりに、
高校の部活の同期と先輩達と飯を食ってきた。
とても楽しかった。
2つ上が引退した4年前から、
年月は流れたけど、
変わってない部分も多かった。
ひとつ変わってしまったことをあげるとするならば、
みんな卓球の話ができなくなってしまったことだ。
現役の頃は卓球の話で盛り上がれたし、
たくさん卓球の話ができたけど、
現役を退いてしまった今、
ちゃんと卓球の話をする人は少なくなってしまった。
私はそれを見て、
寂しさのような、
心にぽっかり穴が空いてしまったような感覚に襲われた。
私は下手なりに卓球が好きだったし、
卓球の話ができることが楽しかったのだろう。
しかしその空間はもうなくなりつつある。
昔していた卓球の話は、
いつの間にか大学とか就職の話になっていて、
そうなってしまうのは必然なんだけど、
私にとって卓球部とは、
私が卓球に真剣に向き合える場所だったんだなぁと、
辞めてしまってから思い出す。
せっかく久しぶりに会えたんだから、
もっとお話してくればよかったのにな。
そんなことを考えても、
もう後の祭りだ。