独り言

本当に独り言です

路線バスの巻

今日は久しぶりに、

路線バスに乗った。

 

久しぶりに乗るからっていうのもあるし、

初めて乗った路線だからっていうのもあるけど、

路線バスって、

電車よりも不親切な交通手段だから(というより電車が親切すぎるのかもしれない)、

電車に乗ってる時よりも、

ちょっとスリリングというか、

少しワクワクした気持ちを味わっていた。

 

路線バスって、

最終目的地だけは教えてくれるけど、

途中でどこに行くかもはっきりわからないし、

そこまでいくらかかるのかもわからないし、

どれくらい時間がかかるのかもわからないし、

着いた先が果たしてどこなのかもいまいちわからないし、

どこでどう乗り換えるのかもわからないから、

すごい不確実要素がたくさん詰まっていて、

ちょっと冒険心をくすぐられるような気がする。

 

電車は線路の上を走るし、

どの駅に行ったら何線と接続しているかもわかるし、

駅までの所要時間もだいたい教えてくれるし、

時間遅れたりもそこまでしないし、

乗る時にかかる料金も教えてくれるから、

すごい安心して使える交通手段だと思う。

 

別にバスが安心して乗れないって訳じゃないけど、

そのちょっとした不確実性というか、

下手をするとどうにでもなってしまう感じに、

私はちょっとだけロマンを感じる。

 

路線バスの旅とか、

いつか1回やってみたい。

どこに行くかわからないバスに乗って、

窓に流れる風景を眺めて、

気が向いたら降りて道を歩いてみたり、

全然知らない土地で降ろされて途方に暮れてみたり、

そういう日常のちょっと延長にある冒険に、

連れてってくれるんじゃないかって淡い期待をしている自分もいる。

 

まぁ今日は終バスだったので、

そんなことしてもらっちゃ困るんですけどね()

 

また機会があったら乗りたいな。

 

それでは。