独り言

本当に独り言です

本棚の巻

片付け週間9日目。

 

私は本棚を見くびっていた。

どうせほとんど本棚の本なんか入れ替えないだろうし、所々に積まれた雑貨類をどかせばほぼ終わりだろうと思っていた。

しかし、結局私は今日1日を本棚の整理に使ってしまったのである。

 

私が見落としていたのは2点。

①今までの段階で本棚に全ての本が収納されていなかったこと

②本棚の棚数を増やせると思っていたらそうでなかったこと

である。

 

①は当たり前といえば当たり前なのだが、今まで置いていた本に加えて、本棚に置きたかったけど置けなかった本、別の小さな本棚にしまっていた本、積読の本、教科書や参考書など、到底本棚には入りきらない数の本があったのだ。

 

そして、一番の問題が②である。

本棚の横面にはビスを打つ穴が複数個あり、使われていない棚の板もあったから、てっきり棚数を増やせると思っていたのに、どうやら肝心のビスがなかったのだ。

これではどうしようもない。

 

この2点によって、私の本棚整理計画は忽ち暗礁に乗り上げてしまった。

 

とりあえず本棚から全ての本を出し、部屋中の本を1箇所に集めて、分野別、大きさ別に分ける。

まず最初に位置が決まったのが、漫画・アニメ類である。

これは高さ、幅共にちょうど本棚の最上列1列分を満たしていたので、そこに漫画を全部入れる。

 

困ったのが小説と参考書である。

小説はソフトカバー本と文庫本があって、1列に入れるには微妙に幅が足りないのだ。

仕方がないのでソフトカバー本だけを本棚にしまい、文庫本は中学生の技術の時間で作った文庫本専用の本棚に収納する。

 

最後まで迷ったのが参考書だ。

特段今後勉強する気がある訳ではないのだが、いい本はなるべくすぐ手の届く場所に置いておいた方がその効果を発揮するものだし、せっかくだから分かりやすい本や興味をそそる本は本棚に置こうという判断をした。

 

しかし、そこからが手のかかるところ。

置いておきたい本としまう本の仕分けに数時間を費やす。

最終的には中学の教科書まで引っ張り出してきて、ようやく綺麗な本棚が完成した。

本棚の下には行き場を失った雑貨類が転がっているが、これはまた明日整理するしかない。

結局今日は机に立ち向かえなかったし、掃除の終わりはまだ遠いのかもしれない。