オンライン授業の巻
自宅で授業を受けるのは、とても心地がいい。
授業中に何を飲み食いしても構わない。
疲れたら少し動画を止めて立ち歩いてもいい。
ノートをとるのは少しまだ難しいけれど、これも慣れれば多分大丈夫。
夏になってもちゃんと冷房は効くだろうし、調整も思い通りにできる。
通学で満員電車に乗る必要もないし、どんなに授業を遅くまで受けていても、20時半には授業が終わって家にいる(元々家にはいるが)。
なんて素晴らしいんだろう。
オンライン授業が始まってまだ2日しか経っていないが、通学時間の差をひしひしと感じている。
朝9時から授業があっても、8時に起きれば余裕で間に合うもんだから、睡眠時間がばっちり確保できる。
授業が終わって帰る時間もないから、無駄になる時間が少ない。
春休みから続いているルーティンが守れるくらいには、時間に余裕がある生活をおくれている。
これだけいいこと尽くしだと、いっそこのままずっとオンライン授業でもいいのではないか、という気もしてくるが、それはそれでめんどくさい。
まだ資料配布型の授業しかないからいいけれど、双方向通信の授業だったらきっとコミュニケーションを取るだけで一苦労だろう。
それに、大学に行けないとサークル活動ができない。
サークルをするために学校に行っているのかと聞かれたらそれは違うが、サークルも立派な学内の活動の一部である。
それができないのは厳しい。
ましてや、今年大学に入ってきた1年生が、サークルの活動も出来ず、サークルの雰囲気に馴染めないのも問題である。
オンライン授業の功罪。
プライベートの面ではとても快適だが、サークルの観点では窮屈でしかたない。
ただ一つ言えるのは、充実した大学生活を送るためには、大学に住み込むのが一番いいということだ。