晴耕雨読の巻
世間はゴールデンウィークらしい。
こっちはずっと休んでいる生活だし、大学はずっとオンライン授業をやっているし、もう普段の生活を忘れてしまったせいで、休みのことを忘れかけている。
毎日、自分に全部の裁量権があるもんだから、やりたい放題である。
朝は何時に起きてもいいし、逆に何時に寝てもいい。
雨が降ったらベッドでごろごろしていればいいし、天気が良かったら散歩に出かければいい。
時間がありあまったことで、時間の価値が薄れてきたような気がする。
本来、社会のリズムに乗っかって毎日過ごしてきたけれど、社会と断絶されたらそのリズムに乗らなくてもいい。
本来の自由な時間の使い方ができるようになる。
でも、時間の制約から解放された生活はそこまで快適ではない。
普段の生活は、実は時間だけじゃなくて、場所の制約も受けている。
移動の制限が案外きついことを、みんな肌で感じているんじゃないかな。
好きに時間を使えるのもいいけど、好きに行きたい場所にも行きたい。
もう少しアクティブに生きたい。