独り言

本当に独り言です

苦痛の巻

もうかれこれ40日近く隔離生活を送っているけれど、さすがにもうきつい。

いつまでこの生活が続くのだろうか。

 

熱は未だに3日に2回くらいの頻度で出る。

熱と言っても高くて37.2℃くらいの微熱である。

体のだるさなど、他の症状は特にない。

血液検査の結果も正常、レントゲン検査も異常なしだった。

 

体温計の数値以外に異常な所は見当たらないし、むしろ私は至って元気なのだ。

しかし、私は未だに自主隔離生活を続けている。

私がコロナではないという証明ができないからだ。

 

かかりつけの医師の話では、多少熱があっても、呼吸が変でない限り、PCR検査はやってくれないらしい。

そう、ただ熱があるだけでは、PCR検査にたどり着けないのだ。

 

PCR検査を受けられないと、自分が本当にコロナに感染しているのかすらわからない。

かといって、そんなわからない状態で無闇に出歩く訳にもいかない。

万一コロナにかかっていた場合を考えると、迂闊に他の病院にかかることもできない。

 

結果、40日近く微熱が出続けるという、明らかにおかしい状況にも関わらず、かかりつけの病院では経過観察以外何もできず、他の病院に行くこともできず、出歩くことすらはばかられ、いつ治まるかもわからない微熱のせいで、自室に籠って生活しなければいけないのだ。

 

もしかしたら、普段から平熱が37℃前後なのかもしれない。

もしかしたら、体温計が壊れているのかもしれない。

もしかしたら、私の体温計測の仕方がおかしいだけなのかもしれない。

可能性は考えたらきりがないが、「コロナではない」という可能性が否定できないことで、私の生活は大幅に制限されている。

 

せめてPCR検査を受けて、(PCR検査が万能ではないとしても)結果が陰性であれば、多少生活を元に戻したり、外出することも許されるだろうに、今のままではそこに到達することすらできないのである。

 

自分が病気にかかっていない、というのは悪魔の証明だから難しいだろうが、検査結果は原因の判断基準のひとつになり得るだろう。

 

新宿・歌舞伎町では集団のPCR検査が始まっているらしいが、そんなことができるのであれば、少しの異常であっても検査していただけないだろうか。

 

一個人のわがままな意見だが、私としてもさすがにそろそろ限界なのだ。