脆弱の巻
久しぶりに運動をしました。
と言っても、近くのショッピングモールまで歩いただけなのですが。
就活が現実味を帯びてきたため、スーツを買いに行くことになったのです。
普段こよなく半袖半ズボンを愛している私としては、スーツは暑くて面倒なのであまり着たくないのですが、こればかりはどうしようもありません。
試着しやすいように、パリッとした硬いワイシャツを着て、長ズボンを履いて、家を出ます。
この蒸し暑い日に!長ズボンですよ!!!頭おかしくないですか???(過言)
ついさっきまで雨が降っていたとはいえ、それでも気温は30度手前。
こんな暑い日に、自ら好き好んで長ズボンを履いてる人は、一体どういう神経をしているのでしょう。
私には到底信じられません。
ピッチピチの長ズボンを履いて、マスクをして、蒸し暑い日常をくぐり抜けて行きます。
隣町のショッピングモールまでは、歩いて30分〜40分程度。熱中症でぶっ倒れるには十分な距離です。
大気が不安定なので、強風が容赦なく襲いかかってきます。
真っ直ぐ歩いていたはずなのに、ふっと気を緩めると、すぐに右側に流されてしまいます。
道のあまり広くない、自転車や自動車も通る道です。
ついうっかり右側に流されて、車にひかれでもしたら。そう考えると、緊張が走ります。
ただスーツを買いに行くだけなのに。
久しぶりに歩いて、足の筋力の衰えを感じました。
以前より格段に歩行スピードが落ちているのを、ひしひしと感じました。
足を前に踏み出せば、太ももの前側の筋肉が悲鳴をあげ、後ろ足を蹴りあげれば、ふくらはぎの筋肉が裂ける音がします。
足の筋肉量が減り、脂肪が増えたことで、前まで履けていたズボンの着脱が苦しくなりました。
これが外出自粛生活4ヶ月の威力です。
無事スーツを購入して帰宅。
背中とマスクの中を、大量の水滴が駆け巡ります。
家を出てから帰宅するまで約3時間。
ずっと立ちっぱなし。
家に着く頃にはもうヘトヘトで、帰宅して夕食をとったら、すぐに睡魔が襲ってきました。
時刻はまだ8時です。
小学2年生の生活時間帯かな?
さすがにこのまま衰えていく訳にはいかないので、夏休みに入ったら少しは運動する機会を増やしてみようかなと思います。
目指せ全盛期の自分。