独り言

本当に独り言です

取り組みの巻

私は、課題を〆切ギリギリまでやらないタイプの人間だ。

ある程度膨大な量の課題なら話は別だが、基本的には提出〆切の直前になってから課題に手をつける。

 

課題は出さなければならないものだと思っているので(出さなくていい課題ならやらないに越したことはない)、課題の〆切に間に合わなかったことは今まで一度もないが、課題をやるためのエンジンが温まるのはいつも〆切直前になってからだ。

 

課題というものは、往々にして面倒なものである。

当然、面倒なことはできるだけ避けたいので、仮に早くから課題に取り掛かっても、やる気が出なかったりすれば、その都度手が止まることになる。

そうした場合、特に進捗もなく時間を浪費してしまうことになるが、そうするよりも、〆切直前の逃げられない状態で焦って課題に取り組んだ方が、短時間で課題を仕上げることができる。

 

今日なんか、明日〆切の1000文字のレポートに取り掛かったのだが、時間が大量にありすぎたために熟考しすぎた結果、1日かけて600文字しか書くことができなかった。

もっと〆切直前であれば、ここまで悩むこともなかったはずだ。

 

また、課題は途中で変更があることが多い。

先生が課題を設定した時には気づいていなかった問題が後になって発見され、何かしら変更になることがよくある。

それによって一々進めていた課題を訂正するよりも、一通り変更点が出揃ってから課題を始めた方が、スムーズに課題に取り組むことができる。

 

実際、今回提出する課題でも、途中で先生の指摘があったことで、再提出を必要とする学生が大量に出現している(しかも、再提出が必要な場合は、生徒側の確認ミスということで少し減点になるらしい。なんとも恐ろしいシステムである)。

 

こういったことから、私は課題をギリギリまでやらないようにしている。

前中盤で差を広げるタイプではなく、終盤戦の詰み将棋で実力を発揮するタイプだ。

 

もちろん、ギリギリに始めすぎると、課題の内容の吟味が疎かになるので、場合によっては低い評価が出ることも有り得る。

だから、課題が出た時に大事なことは、ギリギリまで放置することと、しっかり熟考することのバランスがちょうどよくなる持ち時間を、ある程度予測することである。

 

この采配を間違えると、中途半端な課題しか提出できなくなるので、注意が必要である。

なので、もし迷うようであれば、気持ち早めに手をつけることをオススメする。

元々、課題は出すべきものであって、時間が足りず間に合わなくなるのは、本末転倒なのだ。