独り言

本当に独り言です

間の巻

LINEで喋るのが下手になった。

誰がなんと言おうと、明らかに下手になっている。

これは間違いない。

 

LINEの会話が下手になったことに気がついたのは、1週間近く前の話である。

普通に知り合いとLINEをしていて、なんだかテンポが噛み合わないな、という気がしたのだ。

 

その人とは前から特にテンポがズレていた訳ではない。むしろどちらかといえばテンポが合うタイプだったと思う。

なのに、今、会話のテンポが合わない。

 

話している内容がいけないのか。

恐らくそういう訳でもない。

自分が知らないだけで、相手に鬱陶しいと思われているのだろうか。

そうだとしたらどうしようもない。

 

色々考えた結果、私はひとつの結論にたどり着いた。

リアクションのワンクッションがなかったのである。

 

今までは、相手の発言に対して、何かしらワンクッション置いてからコメントを返していたのに、最近、自分のリアクションは文字にしないで、コメントだけを即レスするようになっていた。

 

これは、人と会って会話をしなくなったことで、リアクションを人に伝えることがなくなったことが影響しているのかもしれない。

今までは、自分のリアクションも自然に伝えるものになっていたけど、人と関わらないことが前提になってしまっていた近頃は、リアクションを伝えないものに識別していたのだ。

 

どうりで会話のテンポが合わない訳である。

ワンクッションのない即レス合戦になっているLINEを改めて読み返すと、恐ろしいくらい気持ちが悪い。

相手の発言ひとつひとつに、全部食い気味に返しているように見えてくる。

 

コミュニケーションへの意識が欠落したことで、明らかにコミュニケーションが下手になった。

このままいくと、来年の初めくらいには、全くコミュニケーションが取れない人間になってしまうかもしれない。

でも、それはちょっと困るなぁ……