選手村の巻
午後、いつものように机に向かって勉強していたら、突然窓から陽の光が入ってきました。
私はなぜだか居ても立ってもいられなくなったので、急遽自転車で出かけることを決意しました。
午後3時のことです。
行先は、東京オリンピックの選手村にしました。
理由は特にありませんが、なんとなく行ってみたかったのと、頑張れば自転車でも行けなくはないと思ったからです。
とりあえず、親の自転車を借りて家を出発します。
突然行くことを決めたため、全然時間がなかったので、途中の道はひたすら全速力でペダルを回しました。
秋の涼しい風を楽しむ余裕もありません。残念。
でも、夏のように気温や湿度がもっと高かったら、たとえ晴れていても自転車で遠出しようとは思わなかったはずです。
そういう意味では、秋のおかげですね(?)
住宅街や工場群を駆け抜けて、1時間弱で豊洲を通過し、晴海の選手村に到着しました。
全然使われていない、綺麗で大きなマンションが立ち並んでいます。
海に面している方は立ち入り禁止の部分が多く、マンションの敷地も入ることはできないので、少し離れたところから眺めることにしました。
全体的には人気もないし、大きな建物と大きな道路ばかりで、かなりもの寂しい感じはありました。
なんだかスケールがバグった感じがしましたね。自分だけミニチュアになった気分でした。
あと、マンション群の目の前に中央清掃工場っていうめちゃめちゃでかいゴミ処理場があるんですけど、通りがかりのカップルが「目の前にゴミ処理場がある所になんか住みたくない」って言ってました。気持ちはわからなくもないです(ちなみに、周辺でも臭いがきついみたいなことは全然ありませんでした。あったら困るわ)。
マンション群のすぐ裏に晴海埠頭があって、そこから東京湾を一望することができます。
隣の豊洲市場も見えますし、お台場の方も、汐留の方も見ることができました。
1番海側のマンションに住めれば、こういう景色が毎日見られるんですね。高そう。
今は全然人がいませんが、上手くいけば来年にはここに世界中のアスリートが集まることになります。
なんか、全然想像がつかないですね。
でも、その時にこの街が世界に誇れるような街だったらいいなって思いました。
[今日のプログラミング勉強時間] 1時間
[累計] 143時間