独り言

本当に独り言です

物件探しの巻

ついにレポートをやりたくなさすぎて、ネットで物件探しを始めるまでになってしまった。

 

社会人2年目までには絶対に一人暮らしを始めてやろうという決意を心の奥底に眠らせていた私だったが、レポートが嫌すぎてとうとう将来の生活に現実逃避の矛先が向いてしまった。

 

一応今住んでいる街にまだ用があるので、地方の会社に就職するつもりはないし、正直実家暮らしでもなんら問題はないのだが、自分1人のための空間を獲得するというロマンが私を突き動かしている。

あと、社会人にもなって実家に居候しているのもなんとなく感じが悪いし(最近は専らそういう訳でもないみたいだが)、大人になってまで毎日家族と顔を合わせているのもなんとなく都合が悪いように思えるのだ。

 

そんなこんなで地元の物件を適当にちらほら見ているのだが、大体どこも家賃は5万円前後かかるし、部屋が1Kで6〜7畳くらいなのは全然いいのだが、洗濯機は共用部に設置する所ばかりであった。一人暮らしというもののイメージが全然出来ていないものだから、まぁこんなもんかと受け入れるしかない。

自分の街を離れることを考えれば、もう少し安くて広い家も見つかるかもしれないが、如何せん私はこの街を離れる訳にはいかないのだ。こればかりは仕方がない。

 

そんなこんなで、自宅周辺で一人暮らしをしようと思ったら、どんなに部屋が小さかろうと家賃は最低でも月5万取られることがわかった。

よく家賃は手取りの3分の1くらいが目安というので、私の手取りは15万円以上が目安になるし、そうすると月収は18~9万円は最低でも必要になってくる。

普通に東京で就職して週40時間労働で月収18万円となると、もはや最低賃金を守っているのかいないのか怪しいラインであるから、相当ブラックな所にでも行かない限り、理論上は一人暮らしが可能である。

 

ここまで来たら、後は相当ブラックな所に就職しないで済むような生活を心がけるだけである。

そう信じて、私は大きな夢を膨らませながら、そっとパソコンの画面を消すのであった。