独り言

本当に独り言です

流れの巻

夜中の3時くらいにESを書き始めて朝5時過ぎに終わらせ、ようよう白くなりゆく窓の外を見つめながら寝る生活を続けている。

 

最近の生活はESを書くという使命だけによって突き動かされているから、それがない日はもぬけの殻になったかのように一日中ダラダラして終わってしまう。

今日も昼過ぎに起きたはいいものの、結局ほとんど何もせずに一日を終えてしまった。謎の疲労感だけが体に残り、本日実働12時間から生み出されたものは何も無い。天を回る月よりも生産性がない生活である。

 

日付変わって本日から新年度。私も遂に大学4年生である。1年の時に出会ったサークルの3年生よりも年上になったと考えると恐ろしい。

着々と社会の歯車の軋む音が近づいている。

 

大学のスケジュールは1ミリも確認していないけれど、多分来週くらいには授業が始まるんだろう。

後輩が健康診断の話をしていたけれど、今年は健康診断受けに行くか迷うな。去年は行かなかったけれど、就活で健康診断書が必要になるかもしれないから一応行くか。

 

就活のスケジュールも大して把握していないから、この前出したESの結果がいつ出るのかすらよく分かっていない。

どうせ4月中には結果が出るんだろうし、無職になるのも時間の問題だ。ちゃんと今のうちに企業探さないとな。とりあえず就活の軸とやらを決めよう。

 

既に私の生活は世間の流れとだいぶ乖離していると思う。

世間は新しい季節に移り変わろうとしているし、同年代の人も新天地に飛び立とうとしている。

だいたいの人は夜になったら寝て、朝になったら起きているはずだ。こういう流れには全くついていけていない。

 

私を世間と繋いでくれているのは、インターネットと週に1度の書道くらいで、生活レベルで言えば奇跡的にスタバのWiFiが拾える無人島と大差はないだろう。むしろ無人島に漂着した人の方が私より数段まともな生活を送っているまである。

 

活動量に対して摂取カロリーが不足している状態と、摂取カロリーは十分なくせにほとんど活動していない状態では、前者の方がまだマシな気がする。

生命維持のリスクはあるけれど、そっちの方が幾分真っ当に生きていると自称できるだろう。

 

春の風に舞うタンポポのように、意思はなくとも飛ばされた先で逞しく咲き誇る花になりたい。

去年、大学近くの駐車場で除草剤のせいで命を絶たれかけていたタンポポは、今も元気にしているだろうか。