ビートボックスの巻
朝6時半。
珍しく働いた目覚ましを急いで止めて、私はYouTubeを開いた。
ポーランドで開かれていたGBB(Grand Beatbox Battle)の生中継を見るためである。
ビートボックスのタッグチーム(2人組)バトルでアジアチャンピオンになった、ROFUのYouTubeを見始めたのがつい数週間前。
彼らがGBB(ビートボックスバトルの世界大会)で決勝ラウンドに残ったことを知ったのが昨日。
そして、せっかくだし決勝を見ようと思い立ったのが今朝の2時。
目覚ましをセットして寝たのが3時だから、私のミーハーっぷりがよく表れている。
ビートボックスバトルなんて、これまで見ることも聞くこともなかったが、いざ見始めてみるとめちゃめちゃに面白い。
1人の人間から出されているとは思えない音の数々。
圧巻のステージパフォーマンス。
沸き上がる会場。
寝起きの私も、布団の中で縦に揺れるくらいの熱量が、そこにはあった。
結果は他で知れるから置いておくとして、私が今回見た限りある数時間の中で、特に印象に残ったパフォーマンスを最後に載せておく。公式(Swissbeatboxチャンネル)にアーカイブがあるのと、色々な人が切り抜き動画をあげているので、よかったらYouTubeで調べてみてほしい。
- ROFUのタッグチーム予選
(会場の盛り上がり方が半端じゃないのと、ROFUの世界観が作り上げられている感じがすごい。初めてでもめちゃめちゃ楽しめるはず)
- タッグチームのスモールファイナル(3位決定戦)ROFU vs ONII-CHAN
(お互いにYouTubeをやっていて親交のある2組が世界大会で激突。ONII-CHANはドイツのペアだけど、多分めちゃめちゃ日本が好きで、パフォーマンスの中にも日本的な要素が出てくる)
- SORRYのshowcase
(ループステーションを使ったパフォーマンスをする部に出てきた、日本人のSO-SOとRusyのペア。めちゃめちゃ会場も沸いていたし、ストーリー性もあって親しみやすい)
- SPIDERHORSEのJudgeShowcase
(アメリカの2人組。エキシビションみたいな感じでのパフォーマンスで、ビートボックスやループステーション以外に生音の楽器も使っている。1時間くらいあるけど、めちゃめちゃかっこよくてオシャレなので、時間がある人は是非)
これ以外にも、あげきれない程のビートボクサーが出ている。
中にはレジェンド級の人もたくさんいる。
その中からお気に入りのビートボクサーを見つけるともっとハマれると思うので、是非色々な人のビートボックスを聞いてみてほしい。
皆で一緒に沼に足を突っ込もう。