反省会の巻
久々に本気で試合をした。
高校の後輩とのOB戦。
高校で卓球を引退した私にとって、数年ぶりの試合であった。
結果だけみれば、個人成績6戦全勝で申し分ない結果だった。
だけどやっぱり、現役の時の自分との差を痛感した。
まず、良かったのはサービス。
現役の時ほど種類もないし、回転量もないが、下回転、横回転、ナックルを効果的に出すことができた。
特にナックルはバックロングに出した時の効き目が強く、それだけで何本か点を取ることができた。
フォアへのロングサーブも、狙ったタイミングで出せたので、その点は良かったと思う。
ただ、全体的にミドルへのサービスがワンバウンドで出てしまうことが多かったので、そこは次回修正する必要がありそうだ。
あとは、回り込みからのループドライブも結構効いていたように思える。
結構恐る恐る打っていたのだが、相手のブロックミスを誘発することができたので、結果的には良かったかもしれない。
ただ、回り込んでも決めに行く球をミスしたり、普通のフォアドライブをビビってネットにかけてしまったりしていたので、そこが課題だ。ドライブからの5球目フォアスマッシュも全然打てていなかったので、今度参加する時は対下より対上のフォアを練習してから行った方がいいかもしれない。
それ以外に大きな反省点としては、全体的にサービスに頼って試合をしていたことがあげられる。
昨日は自分のサーブが効いていたから勝てたが、サーブが効かないと苦しい場面が多かった。
要因としては、久々の卓球でバックブロックの面が全く作れず、ラリー戦に持っていくことに不安を感じていたことが大きいと思う。さらに、ラリー戦を警戒するが故に焦って3球目を決めに行き、フォアのオーバーミスで点を取られるという展開が多かった。
終盤にかけてロビングが入りだしたことで、ラリー戦に持ち込んでもどうにかなったが、バックブロックが入らない状態でラリー戦に持ち込むのはやはりリスクがあるだろう。
ブロックの面作りは多少慣れの部分があるので、こればかりはどうしようもないのかもしれないが、バックブロックに頼らないラリー戦への持ち込み方も考えていかなければいけない。そうするとまずはレシーブのコース取りが大事になってくるし、その上でやはりフォアで対上の処理をしなければならない。
現役を引退して、より手元にあるもので勝たなければいけなくなった。
自分に必要なものを選んで、最短距離で勝ちにいかなければならない。
次のOB戦ではもう少し楽に勝てるように、自分の技量と相談しながら、試合の組み立てを考えていこうと思う。