部屋の白い壁に写った、 米の文字をした影を見て、 何事もなかったことを悟る。 いや何事もなかったわけではないんだろうけど、 とりあえず終わったのだ。 よかったよかった。 空は憎いほど青く高く、 雲はひとつもない。 台風一過の秋の空は、 とても無責任…
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