脱力感の巻
昨日書いたブログは気分じゃなくなったのでお蔵入りにした。
寝て起きると気分もだいぶ変わっちゃうから。仕方のない犠牲。
数日前まで、毎日何かに追われているような焦燥感が拭えなかったけれど、今日は一転してつまらない1日。
やることがあるはずなのに、そこから目を逸らしている。
味のないガムを噛み続けているような感覚。
久しぶりに人と話したら、なんだか話し足りなくなって、もどかしい気持ちになる。
話したいことはたくさんあるけれど、きっと相手はそれを望んでいないから、どこかで折り合いをつけて口を閉じなくちゃいけない。
そこを間違えると、後味が悪くなる。
慌てて口を閉じて、口内炎を噛み潰す。
だんだんと広がる血の味が、私を不愉快に染めてゆく。
明日は晴れればいいなと願っても、天気予報を見れば雨が降ることは簡単にわかる。
願いは技術の前に敗北する。
データによって構築された世界から、データを取ったら何が残る?
データと非データのパラダイムシフト。
持つ強者と、持たざる敗者。
持つか持たないかは、自分には選べない。
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。