自転車旅の巻
自転車に乗って旅に出た。
自転車で都内を駆け回っていた夏から季節は変わり、すっかり冬になってしまった。
気温が低いと自転車に乗るどころか、外に出るのすら辛いので、しばらくは自転車での移動を封印していたのだが、今日、思い立って自転車で出かけることにした。
ジャージの下にスポーツ用のタイツで寒さ対策を施し、家を出た。
日が高かったこともあり、そこまで寒さは感じない。
上々な滑り出しであった。
特に行先は決めていなかったので、適当に近所の公園をぶらつき、近くのショッピングモールにポケモンカードが売っていないか探し回り、あっちへこっちへと気の向くまま自転車を走らせた。
今まで行ったことのない場所にも寄った。
気がつくと、すっかり日は暮れていた。
凸凹の地面にタイヤをとられながら、強い横風に煽られながら、家に帰った。
今日、自分が通った全ての場所が、すべて繋がっていると考えると、少しだけ喜ばしい気持ちになった。
今日の1曲
SUKISHA × kiki vivi lily - Pink Jewelry Dream [Official Video] - YouTube
実感の巻
最近の私は、毎日の筋トレによってのみ生かされている。
毎日を怠惰に暮らし、卒論という悪夢から逃げようと、蝉の抜け殻のような心で過ごしているせいで、まるで生きている実感がない。
何をせずとも天中にあった太陽が地平線の彼方へと消え失せるのは、悦ばしくもあり、絶望でもある。
そんな私に生を(あるいは死を)実感させてくれるのが、毎日の筋トレである。
1日30分。ランニングがある時はプラス30分で1時間。
この1時間の間に、私の体は十二分に痛めつけられ、鼓動は速さと大きさを増してゆく。
そんな時に、私は自分が今日も生きていることを知るのである。
なんと愚かな日々であろう。
だが、私は今日もそんな日々を生き抜いたのだ。
今日の1曲
八方塞がりの巻
卒論の方向性が定まらず、モヤモヤしている。
ずっと同じところをぐるぐるしている気分だ。
気分は憂鬱だし、色々な気力が起きない。
生活リズムも不規則だし、眠気が変なタイミングでやってくる。
逃げたくても逃げられない。
だけど最大限逃げるふりだけはして、ずっと生きている。
締切まで1ヶ月。本当にやばい。やばいぞ。
今日の1曲
Donnie Trumpet & the Social Experiment - Sunday Candy "Short Film" - YouTube
習慣化の巻
卒論の休憩時間に、筋トレの動画ばかり見ている。
先月、OB戦のために1ヶ月ほど筋トレをしていた。
実際には1ヶ月もなかったのだが、その短い期間でも体に変化があり、それが少し楽しかった。
OB戦が終わって1週間ほど肘を痛めていたため、その間は筋トレをお休みしていたのだが、昨日、風呂に入っている時、少し腕の筋肉が減ってきているように見えた。
せっかく1ヶ月頑張って筋トレを続けたのに、1週間サボるだけでまた減っていくことの悲しさ。
これがきっかけとなって、今日からまた筋トレを再開することにした。
今までは卓球のために筋トレをしていたので、スクワットや腕立てなど、なんとなく自分で使いそうな筋肉を中心に鍛えてきた。
ただ、これからの筋トレは、もちろん卓球のためでもあるが、健康的でシュッとした体づくりのためという側面が大きい。
しかし、そのためにどういう筋肉を鍛えるべきなのか、どのように鍛えるべきなのか、ということを私は全く知らない。
だから、YouTubeから知識を得ることにした。
筋トレといっても、私にはジムに行くお金などは到底ないので、選択肢は自重トレーニングに限られる。
使えるのは自分の体と、なぜか父親が持っている鉄アレイ(2kg)のみ。
あまり筋肥大は望めないが、自重トレーニングは筋持久力の向上が期待できるらしいので、結果的に卓球にも役立つだろう。
あと、私は家族と食事を共にしているので、どうしても食事面での調整はできない。
本気でボディメイクをするなら食事管理は必須らしいのだが、そこまでは目指していないので食事は今まで通り、間食も多分する。
私は単純に、咄嗟の時にすぐに動けて、軽く動いたくらいでは怪我をしない、デブじゃない体づくりをしたいだけなので、これを機に毎日継続的に筋トレをする習慣をつけたいと思う。
1日30分から1時間の筋トレを頑張って、健康な体を手に入れるんだ!
今日の1曲
蟹の巻
夕食に蟹が出た。
海の幸の代表格とも言える蟹。
滅多に食卓に並ぶことはないし、それこそお歳暮とかで誰かにもらわない限り食べることのない代物だ。
そんな蟹にも欠点がある。
それは、とても食べにくいということだ。
硬い殻が邪魔をして、身にありつくまでに途方もない時間がかかる。
今日も19時に蟹の殻を剥き始めて、全てを剥き終わったのが21時。
なんと殻を剥くだけに、2時間もかけてしまったのだ。
そのせいでお腹は減るし、指の皮は穴だらけになるし、M-1もほとんど蟹に意識を奪われながら見る羽目になってしまった。
そして、目の前にそびえ立つ蟹の身の山。
それを落ち着いて食べていると、段々自分はわざわざこれを食べるために2時間も費やしたのか、という気持ちになってくる。
なんということだろう。
蟹、まじで最初の人はどういう気持ちで食べ始めたのだろう。
誰か、蟹の殻を簡単に剥く方法があったら教えてください。
もうこりごりです。
今日の1曲
CHAI ACTION (with ZAZEN BOYS) - Official Music Video - YouTube