独り言

本当に独り言です

房総半島の巻

どうやらサークルの友人達が房総半島をドライブしたようで。

そんないきなり房総半島について書けと言われても、

書けたもんじゃない。

頭の中から必死になって、

房総半島の思い出を思い出す。

 

房総半島で浮かんでくる思い出は、

全部卓球の合宿の思い出だった。

小学校4年生から中学校3年生まで、

毎年春と秋、

1泊2日で、

千葉県は大網白里の合宿所に行っていた。

最寄りの駅から電車を乗り継ぎ、

2時間くらいかけてたどり着いた合宿所。

海に面した大通りから1本入ったところにあって、

体育館は平屋建てでボロかったけど、

宿舎はとても綺麗で、

料理の量がえげつなくて、

小さい風呂に8人くらいで押し込まれるようにして入った。

 

1日目は、

朝の9時から夜の9時まで、

食事休憩を挟んで約10時間。

小さな身体に容赦なく襲いかかる疲労

休憩時間に、

ジャグに入ったコーラを飲むために長蛇の列ができる。

2日目も6時に起きて砂浜をランニング。

辺り一面海なのを見て、

地球が本当に丸いことを知る。

地元から見える海も同じ海のはずなのに、

九十九里浜から見る海と波の音は、

少し鮮やかな気がした。

宿舎に戻ってまた練習。

食事。

練習。

荷物をバスに詰め込んで、

また電車に揺られて帰ってくる。

そんな2日間。

 

懐かしいと言えば懐かしいけれど、

特段思い入れがある訳でもないし、

また行きたいかと言われたら、

うん、と即答できるわけではない。

所詮思い出の1ページ。

1ページなら、

さっと読み飛ばしちゃいそうだよね。

結局過ぎてしまえばその程度なのよ。

 

どうせ房総半島に行くなら、

チーバくんの足元まで行ってみたいよね。

房総半島の先に何を見るのか。

それは帰ってきたサークルの友人達にでも聞いてみるか。