周回遅れの巻

朝焼けの中に、車の赤いテールランプが消えていった。

時刻は5時。私は今日も眠れずにいた。

寝る前にラジオやアニメを見ているから寝れないのか、それとも寝れないからラジオやアニメを見ているのか、その因果関係は今となってはもうわからない。

ただ、深夜のこの時間は、既に私にとって大事な時間になっている。

早起きして早寝したって、結局1人にはなれない。どうせすぐに家族が起きてくるし、時間は何食わぬ顔で流れる。

でも真夜中は違う。家族も世界も寝ているから、自分の世界にこもることができる。誰にも邪魔されない、自分中心に回る世界が、私のベッドの上で展開されていくのだ。

その心地良さを、みんなは知らないのだろうか。

朝日が顔を出して、世界が回り出す頃、私は眠りにつく。

周回遅れだって、周回遅れなりの楽しみがある。

↑これは今朝見ていた「ゆるキャン」1期のOP曲。アニメを見る前から好きな曲で、カラオケでも歌うことがある。ただし、一緒にいる人がこの曲を知らないが故に微妙な感じになることが多いので、ある程度気の知れた人とのカラオケじゃないと歌えない。曲自体はめちゃめちゃかっこいいから、是非聞いてほしい。

独り言