終止符の巻
片付け週間11日目。
いよいよ今日が最終回だ。
この約2週間続いた部屋の片付けとも、今日でようやくおさらばできる。
花粉症のせいで今日は特に鼻がひどいが、ここでラストスパートだ。
まずは要らない本をダンボールにまとめて、本棚の横に積む。
ファイル類は余ったスペースに差し込んで、小物類は余ったダンボールに詰め込む。
そして、推しのタオルは使っていないリュックに入れて保存。
最後にベッド下の収納を綺麗に詰め替えて、扉を閉じ、カーペット全体に掃除機をかけたら…
部屋の片付けの完了である!
見渡す限り綺麗に整えられた部屋(当社比)は、床に物が散乱していた1か月前の部屋と本当に同じ大きさなのか疑ってしまうくらい物が整然と並べられている。
机の上には勉強するには十分すぎるスペースが広がっているし、教科書も大きさ順に並べてある。
机の中はノート類、筆記具類、小物類、ファイル類と、種類ごとに引き出しを分けてある。
ベッド下も、使わなくなったおもちゃから、小中時代の学校でもらった用具、使わなくなった鞄、たまにしか使わないものなどが、ひしめきあって積まれている。
床には寝返りをうてるくらいの余裕のあるスペースがある。
ついに完璧に綺麗な部屋が誕生した。
あとはこれを汚すだけだ。
果たして、何日もつかな。