成績評価の巻
ほとんど努力をした記憶のない授業の成績が最高評価になっていて、なんだか釈然としない気持ちを抱えている。
先日、秋学期の成績が発表された。
結論から言うと、途中で履修を辞めた1科目を除いて、秋学期は全て最高評価をいただくことができた。
ただ、高評価を得られたことの喜びがある一方で、私はこの評価に少し疑問を抱いていた。
なぜなら、大して頑張った記憶のない授業の成績も何故か最高評価になっていたからである。
私が秋学期履修した科目は、7科目22単位。
1科目4単位分を履修中止しているので、実際に授業を受けたのは6科目18単位分になる。
そしてその内訳は、4単位科目が3つ、2単位科目が3つであった。
このうち、4単位科目2つと2単位科目2つに関しては何となく評価に納得がいっている。
私はこれらの単位を取得するために、毎回の授業課題を提出したり、毎回500字以上の授業感想レポートを提出したり、授業に積極的に参加したり、期末課題で13,000字近いレポートを書いたりしている。
こういうものに関しては他の人と内容に差が出たり、提出回数といった違いも出るだろうから、素直に評価をありがたく受け取っている。
問題は残りの2科目である。
これらは、毎回の超簡単小テストの蓄積や、ほとんど事前勉強の要らないオンラインのテストでの点数で成績が決まっているものとみられる。
楽単という意味では嬉しい部分もあるけれど、個人的にはこんなに緩いのにどこで差がついているのか、全く想像できない。こんなに何もしていなくて、こんなに高い評価になると、周りが相当やっていないのか、それとも評価があやふやなのか、逆に不安になってくる。
授業で高い評価を得ることと授業の内容を覚えていることは別次元の問題なので不問にするとしても、特に何かをした訳でもないのに高い評価を得ているのは謎でしかない。
特に、対面のテストに比べてオンラインのテストでは段違いに緊張感がなく、成績を上げるために頑張るというモチベーションがなくても意外とどうにかなってしまうのではないか、という気持ちが生まれてくる。
成績評価自体に文句はないけれど、どこが評価されて、どこが評価されなかったのか、わかった方が勉強のモチベーションにも繋がるから、できればもう少しわかりやすい評価や違いが出てくればいいなと私は思っている。