スマホ断ちの巻
ふと思い立って、1日スマホ断ちをしていた。
特に理由はない。
いつもベッドか机に置いているスマホを、カバンの中に入れてしまう。
そうしたら、スマホ断ちの始まりである。
特にルールもない。
なるべくスマホに触らないようにしようというだけで、最悪必要に駆られてスマホを見てもいい。
そんな曖昧な世界。
スマホがないことで、音楽が聞けなくなった。
どこに行くにも必ずイヤホンをして音楽を聞いていたのに、昨日はそれも出来ず、ただぼんやりと景色を眺めるだけであった。
ただ、昨日は空がとても綺麗で、夕暮れ時の、太陽が沈んで夜になる直前の、あの濃紺の空に、月が出ていたのが見られて、それがとてもよかった。
あとは、いつも寝る前に見ていたYouTubeが見られなかったのと、毎晩更新していたこのブログが更新できなかったことくらいだった。それと、卒論の本はかなり読み進められたかもしれない。
1日スマホがなくなっても、実は大して日常に影響はない。
事前にルートを調べなくても出かけることはできるし、他人と連絡が取れなくても余程緊急性のある内容でなければ問題はない。
ただ少し、世界が曖昧になるだけ。
不安と自由に挟まれた1日。
たまにはこういうことをやるのもいいかもしれない。