ジンギスカンの巻
今日、記憶にある限りでは人生で初めて、ジンギスカンを食べた。
地元にジンギスカン屋があることすら知らなかったが、確かにそれはあった。
お店に入ると、早速ジンギスカンのお出迎えである。
赤くて分厚い羊の肉が、小高い丘を作り上げていた。
実際に食べてみると、羊の肉自体にそこまで臭みはなく、またさっぱりしたタレのおかげもあってか、とても美味しくいただくことができた。
どうやら羊肉は人によって好き嫌いがあるみたいだが、私は比較的いける部類だったのだろう。
ただ、はっきり言って一番衝撃的だったのは、お肉の味ではなく、その金額だった。
お肉5人前+お酒8杯+その他で合わせて1万円。
親父と2人で行ったので、1人5000円の計算である。
そして、食べてしまったからしょうがないとはいえ、それを何事もなかったように払う父。
宴会で一食3000円でも高いなぁと思っている大学生の私にとって、一食5000円は目が飛び出でるような値段である。
大人って、すげぇな。