試着の巻
私にとって、試着は難易度の高いクエストである。
そもそも、試着をするためには店頭に並んでいる服を手に取り、試着室まで持っていかなければならない。
ただ並んでいる服を眺めているだけなら私にはなんの非もないが、一度服を手に取ってしまうと、それを買わなければならないのではないかという余計な罪悪感が生まれる。それが嫌でたまらない。
試着してみて全然似合っていなかった時、どう断るべきか考えるだけて数分はかかる。
それに、試着室というのは数に限りがある。
私はめちゃめちゃ優柔不断なので、試着室でパッと着てパッと決めてパッと出るということができない。
こっちの方がいいかな？いや、こっちの方が素敵かもしれない。この服は自分のコーディネートのローテーションに組み込めるのか？などと考えている間に、カーテン越しの店員の声で多くの人が試着室に出入りしているのを感じる。それがまた苦痛なのだ。
長々と言い訳を並べましたが、結論だけ言うと、星野源のUTを買いました。
マジでしんどかったです。
