スポーツの巻
初めてちゃんと居酒屋でスポーツを見たかもしれない。
ちゃんと居酒屋で見たという表現が適しているかはわからないが、
少なくとも今までのスポーツ観戦とは違った感情を得られたので、
そういうことにしておいてくれ。
圧巻だった。
ラグビーワールドカップ準々決勝、
46-14というスコアもさることながら、
選手の動きに見入ってしまった。
試合前のハカから、
ボールのパス回し、
モールの押し合い、
パワー、
スピード、
全てが別格だった。
にわかな人間だから、
細かいルールとかポジションとか、
そういうのは一切わからないけれど、
すごいものはすごいと直感でわかるし、
素晴らしいものには感動する。
それでいいじゃないか。
わからないなりに、
本物を見れた気がした。
その漢達の強さや、
喜びや、
苦しみを、
第三者が形容することはできないけれど、
それでも間違いなくそこにはなにかがあって、
そのなにかにたくさんの人が動かされているのもわかった。
スポーツってすごいな。