独り言

本当に独り言です

純度の巻

圧倒的人生経験不足のおかげというべきか、

人間としての“純度”が、

まだ比較的高いと自負しているところがある。

 

いやまぁ高いからなんだって話なんだけど。

 

何も知らないし、

何もかもが新しい。

知ってしまうことを若干恐れているところもあるし、

知らなくても世界は明るいから、

それでいいんじゃないかなって思ってる。

まぁ知らなくて困ることの方が、

圧倒的に多いんだけどね。


白い画用紙でありたい。

真っ白な、

さらっさらの画用紙。

何色にでもなれるけど、

一度あなたの色に染まってしまったら、

二度と綺麗にほかの色を写せないから。

そのままずっと、

あなたの色に染め上げてほしいって、

そう思ってる。

 

初めて染まるその色を、

大切にしたいと思ってるし、

どうせならほかの色を知らないまま、

一生を終えてしまった方が、

幸せなんじゃないかって。

ほかの色を混ぜて、

濁らせてしまうより、

純色のまま、

綺麗でいたい。

 

まぁそんなことって、

難しいんだけどね。

実際は色んな色をごちゃ混ぜにした、

よく分からないドブの水のような色になってしまうのが関の山なんだろうなって気もしてる。

 

でも、

夢を見ていいなら、

純色に染まる自分の姿を夢に見たい。

綺麗な空色の、

大きな1枚の画用紙。