独り言

本当に独り言です

便りの巻

この数日の私といえば、

教科書やPCとにらめっこしてばかりで、

特に外に出ることもせず、

窓も開けず、

カーテンも閉め切ったままで、

一日の大半をベッドの上で過ごし、

少しの食事と排泄、

風呂のために家の中を動き回るくらいの、

自堕落な生活を送っているだけで、

すっかり冬というものとは疎遠になってしまった。

 

私が部屋にこもっている間に、

東京でも雪が降ったらしい。

他のアパートの屋根に、

うっすらと積もった雪を見ると、

少しばかり心が踊るが、

それすら見逃してしまった。

 

東京でも年に一度くらい雪が降るようになった気がするが、

雪など年に一度見られれば十分なように思える。

あれは都民にとってひとつのイベントであると同時に、

公共交通機関に影響がでるかを心配して、

学生や社会人を焦らせる

ただの迷惑な物質なのだ。

毎日のようにあの雪を見ていたら、

かえって気が滅入ってしまうかもしれない。

 

こうして私の元に届く冬の便りというのは、

少しばかり冷えた足先と、

カーテンの隙間から見える透き通った青空くらいになってしまったのだが、

明日は朝から大学に赴かなければならない。

久しぶりに冬とご対面である。

 

明日の天気は晴れのち曇。

最高気温8℃、

最低気温は-1℃、

雨が降らなさそうなのが唯一の救いだ。

明後日からは傘のマークが行列を作っているらしい。

また部屋にこもる日々が始まる。

 

とりあえず私は、

明日のテストをまず頑張ってくれ。

マクロ経済学という名のラスボスが、

思っていたより手強いぞ。