独り言

本当に独り言です

炎天下の巻

しばらく運動をしていないと、準備運動の段階で自分の限界が見え始める。

屈伸、伸脚、アキレス腱を軽くやっただけで、脚の筋肉が痛いほど劣化しているのがわかった。

 

オリンピックの影響で絶賛スポーツブームが到来している私は、友人の誘いもあってバレーボールの練習をすることになった。

近所の公園に10時集合。万年正午起き大学生にとっては絶望的なスケジュールだが、約束をしている手前遅れることはできない。

そのプレッシャーもあってか、9時に起きればいいものを6時に起きてしまった。日頃どれだけたるんでいるかがよくわかる。

 

現役時代とは比べ物にならないほど入念な準備体操を行い、公園に向かう。10時の時点で気温は30度を超えているのに、公園に日陰はない。炎天下のバレーボール教室の開幕である。

 

それからは、現役時代を彷彿とさせるような練習が続いた。といっても、屋外だからネットはないし、練習メンバーも3人しかいないし、私は体育以外にバレーボールをやったことがない。だが、我々はひたすらにアンダートスとオーバーハンドトスを繰り返し、猛暑の中ボールを追い、そして気がつけば1時間半が経過していた。

 

幸い、怪我ひとつなく家に帰ることができた。

ただ、両腕は真っ黒に焼け、腕の内側には内出血ができ、脚は筋肉痛になっていた。

だけど、その痛みが、私には少し心地よく感じられたのであった。

 

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