独り言

本当に独り言です

エラーコードの巻

髪を切った。

このことは今から書く内容には1ミリも関係ないが、こういうことを書いておくと、見返した時に最後に髪を切った時期が思い出せるので、自分のために書いておく。圧倒的利己的文章。

 

話は変わり、昨日の続き。なぜ私は初対面の人と会うのが苦手なのか、である。

原因を考えるに先立って、自身の過去の初対面の人エピソードを思い出せる限り書いてみよう。

 

例えば新歓。新歓の時は、色々な人に声をかけられるのが怖くて、ひたすらにキャンパスを早足で歩いていた。これは、キャンパスを早足で歩くような人は即ちキャンパス内を熟知している人であり、よって新入生ではないと判断されるという、限りなくそれっぽい理論に基づいての行動であった(提唱者は私)(それでも声をかけてくる猛者はいる)。結局、新歓は元々入りたいと思っていたサークル以外回らず(それもほとんど最低限の会話しかしていない)、それ以外はひたすら高速でキャンパス内を駆け巡るか、人気のない場所を探してコソコソ怯えているかであった。

例えば文化祭。文化祭といえば、大抵客の呼び込みという作業がある。私は初対面の人に話しかけたくなかったので、ひたすらにプラカードを掲げ、“その他大勢”、あるいは“無”に向かって大きな声で呼び込みをしていた。これによって集客率が上がったのかどうかは定かでない。

例えば最初の授業。高校までは出席番号で席が決まっているためできなかったが、大学の初めて入る教室(特に小さな教室の場合)では、基本的に前の方に座るようにしていた。これは、後ろの方に座るより前に座った方が、小さい声でも先生に聞こえるからである。何か困っても、先生に聞けばどうにかなるし、後ろの方で先生の指示を聞き漏らして、近くの人に尋ねなければならなくなることもない。あと、黒板の字が見えなくて困ることもなく、先生からは積極的な奴だと思われる。一石二鳥どころか一石四鳥である。

 

こうやって考えると、初対面の人と話すのが苦手な要因がなんとなくわかってくる。

まず1つ目、それは返事があるかわからないのが怖いということだ。せっかく勇気をもって話しかけても、相手は返してくれないかもしれない。返してくれたとしても、ひどく嫌がられたり拒絶されたりするかもしれない。そこまでいかなくても、気まずくなることはある。そうなったらどうすればいいかわからない。その恐怖が初対面の人との会話を難しくしている。

そして2つ目。話すことがない。自分からできる話がない。これは本当にそう。共通点が見つかる気がしない。互いに素。というか私がそもそも普段人に話そうと思っていることがなさすぎる。自分の中の話は、基本的にリアクションを前提としていないのかもしれない。かといってリアルの会話中にリアクションがないとそれもそれで辛い。

さらに3つ目。これは2つ目とも関わってくるが、自分と相手の温度感がわからない。自分がめちゃめちゃ熱く語っても、相手がその温度感についてこれるのかはわからない。逆に、相手の高い温度感に自分がついていけない時もある。むしろそっちの方が多い。こういう時ってどうすればいいの?

 

色々考えてきたが、私が初めて行く場所や初対面の人が苦手なのは、単に予想外の行動をされた時にバグって詰むからなのかもしれない。社会生活でエラーコードを入力されることが多すぎるのである。

 

それで、思ったけど、これって結局どうやったら克服できるんですか?

 

今日の1曲

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