お泊まりの巻
最近はMrs. GREEN APPLEの「青と夏」を永遠とリピートしている。
運動不足のせいで身体は重いけど、
最寄り駅までの足取りは軽い。
気分がいつもより上向きになっていて、
人生が上手くいってると思い込めている。
夏が始まった合図がした。
今日は人の家にお泊まりに行っている。
高校生までは友達の家とか全然泊まったことがなくて、
大学生になって親の束縛が少し緩くなったからなのか(今もまだ厳しいといえば厳しいのだが)、
人の家に泊まるというコマンドもそこで解放された。
いや本当は高校生くらいからきっとそのコマンドも解放されてたんだと思うけど、
僕がその時あまり人付き合いが上手くなかったせいで泊めてくれる人がいなかったんだなきっとそうだなうんうんそういうことにしておこう。
そう考えると大学のみんなはすごい優しい人ばかりで(高校の友人が優しくないわけではない。しいて言うなれば僕がその優しさに気づけていなかっただけなのだ)、
こんな僕にも心を開いてくれる。
本当に感謝しかない。
出逢えてよかったなぁうんうん。
こんな感じなので、
人の家に泊まりに行くのがめちゃめちゃ楽しい。
泊まられる側には迷惑かもしれないし、
きっと僕の知らないところで色々準備とかさせてると思うと少し申し訳ない気分にもなるけれど、
好意で泊めてくれる人がいるならめちゃめちゃありがたい。
僕は実家暮らしだから人を家に泊めることは基本できないけれど、
いつか一人暮らししたら友達とか家に招待してあげたいな。
家っていう空間はとても安心できて、
気がつくと自分の外出モードをオフにしてくつろいでいる。
他人の家なのに。
外部と遮断された家という空間のおかげで話せることもあるし、
そういう空間だからこそできることもあると思う。
まぁ本当はホテルとか泊まれれば別に家に行かなくてもいいんだけど、
友達とおしゃべりするだけのためにホテルに泊まるってちょっと値段張るような気もするよな。
でもそういうことにお金をかけるのもいいことだと思うし、
いつかやってみたい気もする。
そしたらその時一緒に来てくれる人は一体誰なんだろう。
やると決めたわけじゃないのに、
考えるだけで少し楽しい。
ようやく家に着いた。
楽しい楽しいお泊まりの始まりである。