机上の空論の巻
無駄なことを考えすぎてしまう悪い癖がある。
めちゃめちゃ几帳面というわけではないけど、
お金とか時間とかの感覚が人より厳しいのかもしれない。
限られた中でどう動いたら1番効率的に動けるんだろうとか毎回頭の中で考えてて、
むしろそっちを考えてる時間の方が長いんじゃないかってくらい考えてる。
だから旅行の計画とか立てるのもすごく楽しいし、
ここでこれを買ってここでこれに乗ってってすれば1番安く回れるとか、
最後にここに行くために午前中はこっち側を回ってみたりとか、
早く着きすぎても暇だから途中のここで暇を潰したりとか、
ここは電車だったら何分でいくらかかるけど歩いてもそんな時間差ないから歩いていった方が得だなとか、
そういう計算をずっとしてる。
そうやって導き出した答えが自分の中での最適解だと思ってるし、
それ通りに動くことが1番効率的だと思い込んでいる節がある。
まぁ実際そう動いたところで、
それが本当に効率的なのかはまた別の話だが。
https://haribotepotter.hatenablog.com/entry/2019/05/17/013000
↑ここでも書いてる通りなんだけど、
自分の描いている最適解はみんなにとっての最適解ではないし、
自分の中で効率性は予定を立てる中で割と大きな割合を占めているけど、
他人にとってその効率性はそこまで大きな比率でもないのかもしれない。
消費者行動論の授業で多属性態度モデルというものを習った。
簡単に言うと商品は様々な属性(例えば価格、性能、使いやすさ など…)を持っており、
その各属性が自分にどれほどの重要度を持っているのかを数値化し、
属性と重要度の積の総和を比較して商品を選択するということだ。
僕の場合、
効率性とお金に関しての重要度がきっと他人より高く、
効率性とお金に比べて時間や体力の重要度が低い。
安易に無駄な金は使いたくないし、
多少の節約のためなら、
食事を抜いたり、
5駅分歩いたり平気でするような人間なのだ。
みんながみんなそういう人間なら話は早いのだが、
人間関係はそう上手くできてないので、
そうでない人がほとんどだ。
こうして僕の考えた最適解はなかったものとなり、
結局そんなことを考えなくても世界は上手く回っている。
変に考えすぎるのも嫌なもんだな。