打算的の巻
自分のやりたいことが本当になさすぎて、どんな仕事についていいかもさっぱりわからないし、何をどうしていいかもわからない。
外は気軽に出かけられる雰囲気でもないし、このままじゃ夏休みの予定はほとんど何もない。それならせっかくだし何か勉強でもしようかと思い立ったが吉日、何を勉強するかネットで検索。
そして出てきたのが2つ。
公務員試験とプログラミングである。
やりたいことはないし、就活は面倒くさそうで嫌というわがままボーイの僕にとって、実質勉強だけで就職できる(最近はそういう訳にもいかないらしいが)公務員の身分は、この上なく魅力的である。
仕事内容云々は置いといて、就活において単純に努力の方向が分かりやすいという点では、手段のひとつとしてありかもしれない。
複数のサイトを見てみたが、公務員試験合格のための勉強時間は、概ね1,000〜1,500時間らしい。今から始めれば、1日4〜5時間程度である。そう考えると少し現実味が増してくるような気もする。
その対抗馬として立ち上がったのが、プログラミングだ。
今後需要がさらに拡大することが予想されているIT業界において、必須スキルとも言えるのがプログラミングである。
正直パソコンの操作はあまり得意ではない。
やたら「デジタルネイティブ」と騒がれる世代にギリギリ引っかかるかどうかくらいの年齢の僕だが、そんなに機械やネットを使いこなせているか、と聞かれたら、元気よく「いいえ!」と答える自信がある。
だけど、これから必要になるスキルと言われれば、背に腹はかえられない。こんなに暇じゃなければ絶対に触れないであろうプログラミングに、今なら立ち向かえる気がする。気がするだけかもしれない(弱気)。
某サイトによると、プログラミング言語の取得には、だいたい1,000〜2,000時間かかると言われているらしい。同じくらいの時間をかけるならば、就活以上に使うことのない公務員試験の勉強よりも、将来的に使えるプログラミングを学んだ方がいい気もしてくる。なんともふわふわした考えだ。
調べてみた結果、どんなことをやるにしても、結局継続しなきゃいけないことがよくわかった。
果たして、今のこのかなり打算的な考えで何かを始めて、本当に継続することができるのだろうか。
甚だ疑問である。
とりあえず〆切の近いレポートもあるし、何をやるかについてはまた今度考えるけど、もしこれで何かを始めることになったら、どうにか続けられる方法を考えなくちゃいけないなぁ。