自由の巻
なんでこうなったのか本当にわからないのだけれども、今、僕は自分の立ち位置というものを完全に見失っている。
今日は月末だし、何も予定がなかったから、1ヶ月頑張ってきた自分へのご褒美として、1日自由に過ごさせたのだ。
僕は存分に自由に過ごした。
過去のコナンを見返して夜中の4時まで起きていた上に、エアコンのタイマーを意図的にかけないで寝た。
その後13時過ぎに起床して、食事を摂り、古本屋でそこまで興味がある訳でもない本を4,5冊程買い、欲しかった種類の本を数冊立ち読みして、結局買わずに家に帰ることにした。
夜家に帰ってからは、買ってきた本と好きな音楽を嗜み、気が向いたからプログラミングを1時間やり、
ゆったりと湯船に浸かり、歯を磨いて、あとはこのブログを書いて寝るだけの所まできた。
しかし、どうも僕は今日の生活が腑に落ちていない。
しっかり9時間も寝たのに何故か眠気はとれないし、買いたい本があると思って古本屋に行ったのに、結局満足に本も買えていない。
全部自分のことのはずなのに、どうも自分のことでないような気がする。
自分が存在しているのかもわからない。
何が信じられるもの、あるいは信じたいものなのか区別がつかない。
自分は自由を欲していたはずなのに、どこかで自由を恐れている気がする。
世間の全ての概念から解放されて、それはある意味自由と呼ぶに相応しいはずなのに、そのせいで自分が存在していたはずの世界の根幹が揺るいでいる。
夏の暑さの苦しみに生を見出していたのに、今日はやけに涼しくて、冷房をかけることもなかった。
全部が中途半端だ。
今まで世界を強固に塗りつぶしていた色が、段々薄くなってきている。
世界の境界線が曖昧になってゆく。
帰りたいと願うことはできるが、それで帰れるかどうかはまた別の話だ。
僕は今、どこに向かって走っているのだろう。
ここは、どこに繋がっているのだろう。
[今日のプログラミング勉強時間] 1時間
[累計] 93時間