独り言

本当に独り言です

半ズボンの巻

半ズボンの時代が、来ているのかもしれない。

 

最近、街を歩くと半ズボンを履いた男性の姿が目につくようになった。

もちろん、5月なのに真夏かと思うような暑さの影響はあるだろう。もしかしたら、テレワークで比較的下半身の服装への意識が遠のいた結果、普段から半ズボンで過ごすようになったり、少しの外出なら半ズボンで済まそうと思ったり、今までよりも半ズボンを履こうという気運が高まっているのかもしれない。

 

とにもかくにも、私調べでは、街中で半ズボンの男性と出会う確率は間違いなく上昇している。そして、これは私にとって非常に喜ばしいニュースであった。

なんといっても、私は生粋の半ズボン愛好家なのだ。

 

半ズボン、多くの人は中学時代か、あるいは高校の体育の授業の終わりと共に卒業してしまっているかもしれない。

しかし、私は高校在学中も、そして大学生になった今も、夏は半ズボンを愛用している。毎日のように膝より上までしか丈のない半ズボンを履き、大股で街を闊歩しているのだ。

 

こういった姿は、大抵の人にとってはどうやら異端に見えるらしい。

私も半ズボンを履いていることで、幾度となく小馬鹿にされ、ドン引かれ、怪訝そうな表情で足元を見られてきた。

だが、私からすればわざわざ暑い時期に自ら暑い服装をして汗をダラダラ垂らしている奴らの方が、小馬鹿にされ、ドン引かれ、嫌な顔をされるべきなのである。

 

私の服装の選択基準は、一貫して自分が快適に過ごせるかどうかである。暑い時には最大限涼しい格好をし、寒い時には最大限暖かい服装を準備する。いつでも気軽に動けるように、なるべく動きやすい服を選ぶのもポイントだ。

すなわち、私の中で私の服装は最大限論理的に選ばれている。問題なのは、快適性や運動のしやすさといった論理が、ファッションの論理と相反する関係にあることであり、また現代においてファッションの論理が重要視されすぎていることなのだ。

 

何がTPOだ。暑いとか寒いというのは、そのTPOよりも下なのか。

めちゃめちゃ高級な所にカッチリした服装で行くのは100歩譲ってわかるとしても、普段の社会生活で半ズボンを履いちゃいけない理由がどこにある?

私がもしもボックスを手に入れたら、真っ先に夏場の正式な服装に半袖半ズボンを加えてやる。なんなら国連に「暑い時期は半ズボンで過ごしましょう」と宣言させ、アメリカの大統領と中国の国家主席に半ズボンで記者会見に臨ませ、EUの総会も半ズボンで行わせる。そうすれば、すぐに世界は半ズボン一色になるだろう。

 

とまぁ所々言い過ぎた部分はあったにせよ、私は半ズボンを愛しているし、これからも暑い時期は半ズボンで過ごすつもりである。

読者諸兄も、暑いと思ったら迷わず半ズボンを履いてほしい。きっと快適な夏が過ごせるだろう。

以上、半ズボン、万歳!!!

 

今日の1曲

【MV】半パン魂【ヒャダイン】- Hanpan Spirit - Hyadain - YouTube