モチベの管理の巻
モチベーションを管理するのは難しい。
維持するのも難しいが、管理するのも難しいのだ。
やりたいことと、やらなきゃいけないことがある。
やらなきゃいけないとは言っても、別にやりたくないことではない。自由意志で、やってもやらなくてもどちらでもいいと言われても、恐らくやるであろうことが、たまたまやらなきゃいけないことだっただけだ。
そして、やりたいこととやらなきゃいけないことはたくさんある。
例えば、今週は聞きたいラジオが山ほどある。普段から聞いているものもあるのに、今週はオールナイトニッポンがスペシャルウィークなので、色々な番組にゲストが来るせいで、聞きたい番組が2倍くらいに増えている。
例えば、卒論。ここ1ヶ月くらい、なんだかんだ忙しくて進捗がないのだが、あと2週間で大学が始まってしまう手前、そろそろ何かやった感は出しておかないと、夏休み明けにゼミの先生に怒られるかもしれない。
それ以外も、読まなきゃいけない本もあるし、友達との約束もある。明確な期日は決まっていないけど、なるべく早く提出しなきゃいけないものもある。
これらは、全部やりたいことだ。
でも、全部やるには多分時間が足りない。
そして、その前に全部に振り分けるためのモチベーションが足りないのだ。
全部やるモチベーションがあれば、多分全部やるんだと思う。
本を読みながらラジオを聞いて、卒論を書いてって、全部やることもできるかもしれない。
でも、実際にはできない。それは、全部をやるモチベーションがないからだ。
モチベーションは一定の方向に照射されるレーザーみたいなものだ。ひとつのものに当たっている時は、他のものには当たらない。
だから、私は時々そのレーザーの照射方向を変えなければならないはずなのだ。
しかし、それがまた難しい。一方向を向いてしまったものの向きを変えるのは、かなりの労力がいる。
その結果、色々やりたいという気持ちはあるのに、そのモチベーションはひとつのものに費やされてしまう。それがひとつ終わったら次に、それも終わったら次にとなるが、同時並行では進まない。
今、私の目の前には無数のやりたいことがある。
だが、それを同時並行で片付ける技量が私にはない。